<東京>銀座一丁目の路地に佇むオーナーシェフのこだわり創作中華「銀座 小はれ日より」で薬膳香る四川系16品に大満足な夜!
店名:銀座 小はれ日より
ジャンル:中華(四川&薬膳)
場所:東京都中央区銀座
最寄駅:銀座一丁目
週末の通し営業:無し
子供:予約時応相談
イチオシ:海老の紹興酒漬け、牛肉の炒め物、担々麺、麻婆豆腐
雰囲気:貸切にしたので雰囲気は面子次第
用途:中華系が好きな中国グルメ仲間10人ぐらいで貸切がベスト!会社の歓送会とかに便利かも
料金:4,000円〜リクエストに応じて/人のコース(酒代は別)
煙草:禁煙
感想:銀座の昭和通りから路地に入って直ぐの場所にひっそりと佇む「銀座 小はれ日より」。
うっかり通り過ぎてしまうぐらいのひっそり感。
今回は会社の忘年会で総勢14名の貸切と聞いていたので割とキャパ小さめなお店と思いきや、地下1階に降りてドアを開けると想像してたより広い店内。
一応定員20名迄ってなってるけどもっと入れそうな広さかな。
円卓は無く、普通の長テーブル。
ちなみにこちらのお店はオーナーシェフと奥様の2人で切り盛りするアットホームな創作中華料理で、ベースになるのは四川料理と薬膳思想との事。
料理は基本的にコースで、4,000〜8,000円ぐらいのレンジでリクエストに応じて色々コース内容や食材、お値段をカスタマイズしてくれるみたい。
なのでもちろん内容によっては8,000円以上も上限無しで有ります!
我々は無難に5,500円のコースを注文!
突き出しは薬膳スープ。
いやー、身体に染み渡る深い味わいでんなぁ。
そして小皿がどんどん運ばれて来ます。
姫さざえやこんにゃく、きゅうりを一度揚げてから山椒風味に合えた物、肉団子、ほんのり山椒風味の出汁がたっぷり沁みた氷豆腐、手羽の煮込み、豆腐にピータンを練りこんだ物、ヨダレ鶏…どれも決して珍しい食材や調理法ではないものの、薬膳的な滋味深い味のベースに要所要所で山椒や辣油、八角が巧みにパンチを効かせていて、ただの身体にいい如何にも薬膳な味わいをシェフ独自の世界観に仕上げているのは流石の一言。
辛い物好きなワイはよく本格四川料理屋に行くけど、あの手の派手さはない代わりにじんわり伝わる複雑で奥深い美味さがあるよね。
酔っ払い海老(海老の紹興酒漬け)は大好きな一品であれば必ず頼むので、出てきてテンションUP!
お店によって味が濃い目だったり紹興酒の香りが強かったりと様々だけど、ここのはやっぱり味も匂いも強過ぎずちゃんと海老の甘味や風味が味わえる塩梅に仕上がってたよね。しかも角が刺さらない様にちゃんと切ってくれてる気配りが嬉しいよね。
チャーシューも広東風と思いきや醤油が効いた上海風(?)かな。これもジュージーで柔らかくてウマス。
ワカサギのフライはほっこり淡泊な白身に山椒塩がベストマッチ。これは合わない訳ないよね。
メインディッシュの牛肉の炒め物は牛のばら肉を四川風の味付けで炒めてて間違い無いウマス。これは男子が大好きなやつだよね。この一皿だけ今迄の優しい感じから一転パワフルなザ・四川のインパクトだったよね。
〆は麻婆豆腐と担々麺。どちらも辛過ぎず程よい麻辣感。小椀で両方食べれるのが嬉しいよね。
という事でコースは全部で16品!
気付けば大食漢はワイも満腹に・・。
これで5,500円だからかなりコスパはいいよね。
ここはコースの内容や値段、貸切の人数など基本的に全て相談したら柔軟に対応してくれるので、まずはお店に相談してみるのが吉。
普通に少人数も勿論有りだけど、個人的には貸切がおススメやで。(マスターも貸切の方が助かるってぼやいてたしね!笑)
詳細:銀座小はれ日より