<東京>築地のking of 生ハム「PIGLET (ピグレット)」で少しのリグレットと罪を包み込む美味さに改めて生ハムの魅力をHallo, Again!
店名:PIGLET (ピグレット)
ジャンル:イタリアン
場所:東京都中央区築地
最寄駅:築地
週末の通し営業:無し
子供:多分NG
イチオシ:生ハム、サラミ、コットの盛り合わせ
雰囲気:こじんまりしてガヤガヤしたバル的雰囲気。接客は丁寧。
用途:ワインがガッツリ飲めるイタリアン好きグルメ仲間4人ぐらいがベスト。
料金:7,000〜9,000円/人(酒代含)
煙草:禁煙
感想:築地の「PIGLET (ピグレット)」。
こちらは生ハムでその名を轟かすイタリアン。
店内はかなり狭く、入るとお客さんが狭目な席にぎゅうぎゅうになりながらワイワイ飲み食いしてるので、一見ただのこじんまりビストロ的な装いのイタリアンと思いきや、いやはや、なんのなんの、中々凄い実力の持ち主なのであります。
いやね、確かに最近のイタリアンの底上げ具合は凄いさ。特に生ハムとチーズ、窯焼きピッツアに関しては本格的な展開をしてるお店もどんどん増えて、イマイチなお店に当たる事なんて滅多にないのが今の美食魔都 TOKYO様の現状。
そんなTOKYOで生ハムをウリにしたお店はあちこち、いや、別に生ハムをウリにしてなくても普通のイタリアンでも十分美味しい生ハムを食べれるのが正直なとこ。
そんなワイの生ハム感が見事に根底から揺さぶられたよね。
いやね、お通しのベーコンと卵の入ったパンのカザティエッロを食べた時に感じたよ・・・ここ、イケるなと。イケる店だと。
んで取り合えずはやる気持ち抑えながら以下を頼んだよね。
・三陸産殻付き生牡蠣
・人気No.1ふんわ~りした白レバーのムース
・ローマ伝統野菜プンタネッラと伝統アンチョビドレッシングのサラダ ペコリーノチーズかけ
・プーリア州産超クリーミーなフレッシュチーズ‘ブラータ’100g
・特選生ハム、サラミ、コットの全9種盛合せ
・グリーンオリーブのマリネ
・トリッパとホルモンのピリ辛トマト煮込み
・ピエモンテ州産黒トリュフを使った自家製生パスタ タリヤン和え
・銘柄牛‘ブラックアンガス牛’のビステッカステーキとイタリアンローストポテト
まずは大ぶりな生牡蠣とスパークリングで喉を潤す最高な滑り出し。
続くピグレット人気No.1の白レバームースはふわふわの食感で白レバーが泡の様に口の中ですーっと消えていくのが印象的な流石人気No.1と言われる一品。
プンタネッラのサラダもペコリーノのアクセントがいい感じにマッチ。
ブラータはちょうどいい柔らかさでミルクの濃さがぎゅっと濃縮された生ハムと合わせて食べるのに最適なタイプ。
こういうお店のウリのアイテムとの相性を考えたセレクトに拘りを感じるよね。
そしていよいよピグレット自慢の生ハム、サラミ、コットの盛合せの登場。
切り株の様な器に9種類×5人前が盛り付けられた姿は圧巻の一言!
いやー、これはテンション上がるわ。
もうね、見た瞬間にDi Punto界隈の生ハム盛合せみたいのとは別物だって分かる様なレベルだよね。
なんていうかもう一つ一つの表情が圧倒的に違うんだよな・・・。
盛合せの中身をまるで自慢の我が子の自己紹介とばかりの愛情と溢れる自信で語る店長の説明に耳を傾けながら1種類つづ味のイメージを想像し、期待と股間を膨らませるワイ。ってわしゃ変態か!
そして一斉に盛合せに群がるハイエナの如き我等。
う・ま・い!どれもが全て美味い!
中でもトリュフコットハムとサンダニエーレプロシュート、チンタセネーゼプロシュートは珠玉の味わい。
特にチンチンタタネーゼ、いや、チンチンタタセネーゼ、もとい、チンタセネーゼはトスカーナ州シエナ県の郊外で飼育された黒豚を使用した希少価値の高い滅多にお目に係れないレア生ハム。
赤身と脂の融点が低いので口に入れると良質な脂がサラッと溶けて旨味の濃い赤身と合わさるまさにKing of生ハム。
しかしタタネーゼとタタセネーゼだと微妙に主語が変わるから日本語って不思議だよね。ウフ。
そんでまたこの生ハムの絶妙な塩気にミルキーなブラータがよく合うのよ。
もうね、多分前世から出会うって決まってたぐらいの相性よね。
ピエモンテ名物のパスタ、タヤリンは黒トリュフを削ってシンプルにバターソースで食べるというパスタ好きには堪らない一品。
これ好きだわ・・・。
そして〆はアンガス牛のビステッカ!!
これもシンプルに最高級の花の塩とピリ辛ピカンテで食べれば絶妙に焼き上げられた赤身肉の旨味が口の中で弾けるよね。
しかもガブガブワインも飲んだけどリーズナブルラインの品揃えも幅広し、総合的なコスパがかなりいい。
うーん、ここめっさええやん!リピ確定!!
これはまた新たなマストハブ拠点が誕生したわ。
よきよき。
詳細:ピグレット