<東京>日本酒の聖地大塚に居を構える伝説の名店「串駒」で十四代のフルラインナップに狂喜乱舞!
店名:串駒
ジャンル:和食
場所:東京都豊島区北大塚
最寄駅:大塚
週末の通し営業:無し
子供:チャレンジしてないけどそういう対象じゃないかな…
イチオシ:山海馳走盛り、手巻コロッケ、鴨の九条ねぎのホイル焼き、鮟肝旨煮
雰囲気:ガヤガヤし過ぎずゆっくり料理と日本酒を楽しめる。女将と店員さんの関与度合いが丁度いい
用途:じっくり色々な日本酒味わいたいので2〜4名ぐらいがベスト。グルメで日本酒好きな人と一緒に行きたいお店。
料金:7,000〜10,000円/人(酒代含)*幅は日本酒のランク次第
煙草:全面禁煙
感想:北大塚のビブグルマン掲載店。
あの十四代を東京に広げた伝説の日本酒名店酒場であります。
かつては1階のカウンターで名物亭主の日本酒蘊蓄を聞きながら飲むのが良かったらしいが、名物亭主が無くなりむしろ2階の座敷席がゆっくり出来るとの事で2階へ。
2階に上がると女将が真ん中の炉端焼テーブルにどーんと陣取ってにこやかな笑顔で迎えてくれるのであります。
まずはメニューを見て料理の種類と酒類の多さに悩みまくる…マジ全部食いたい…うーん、これだけで軽く禿げかけたわい…。
取り敢えずアサヒの「琥珀の時」で喉を湿らし突き出しの鮟肝と穴子寿司、白子の茶碗蒸し餡掛けからスタート!
ヤバス、これはキテる…。やっぱ突き出しで全て分かるよね。
んでもって我慢出来ず早速日本酒にチェンジ!
まるで生娘の初夜の様に今宵の日本酒チョイスは全てを店員さんにゆだねる事に。
もう少しビール飲みたいけど運ばれてきた馬肉入り山海馳走盛りを見ると早く日本酒を飲みたいアタイのワガママ欲求を「奈良萬」の微発泡が見事に満たすナイスセレクト!
魚の美味さに痺れながら馬肉のクオリティにも思わず唸る…。ヤバス。モモ&バラヤバス。
鴨の九条ねぎのホイル焼きはしっかり目の「雁木」を合わせてこれまたナイスマリアージュ!
鴨の旨味が染み込んだ九条ねぎに日本酒が止まらないのであります。
続いてホテルオークラの料理長と生み出した名物手巻コロッケ。
ジャガイモ、レンコンの食感とカレー塩の絶妙なハーモニーと「鳳凰美田」がこれまた相性良し!
そろそろ酒のアテって事で鮟肝旨煮、たらこ磯部天、醍醐の酒盗かけを名酒「而今」でチビチビと。
鮟肝と奈良漬の意外な相性の良さと半生たらこにやられつつ、酒盗の塩味に「而今」が知らぬ間にどんどん盗まれていったのであります。
酒を飲む為に生み出された最高の料理の数々と名物女将の気配り、酒蔵出身の店員さんの素晴らしい銘柄チョイスで久々に昇天したのであります!
またの再訪を固く誓うのであります!
詳細:串駒 本店