グルメを追求する子連れサラリーマンのブログ

清澄白河在住の美味い物、美味い酒が大好きな子持ち(3人)サラリーマン。基本食べログ3.3以上の店中心に開拓。週末は子連れOKな店や、昼からアラカルトで飲める店を探索。平日はサラリーマンが行ける範囲内(1万円以下)の店を中心に探索。

<東京>神楽坂の知る人ぞ知る名店イタリアン「Enoteca Vita(エノティカヴィータ)」でイタリアンオールスターズに大量失点ノックアウトされた夜!

 

店名:Enoteca Vita(エノティカヴィータ)

ジャンル:イタリアン

場所:東京都新宿区神楽坂

最寄駅:飯田橋or神楽坂

週末の通し営業:無し

子供:NG(後ワイン飲まない人NG)

イチオシ:イタリア マルケ産 ビアンケット トリュフと桜肉、卵黄のカルネクルーダ

雰囲気:程よく落ち着いた雰囲気。うるさ過ぎず静か過ぎない絶妙な落ち着き感。接客はかなり丁寧。

用途:ワインがガッツリ飲めるイタリアン好きグルメ仲間4人ぐらいがベスト。

料金:8,000〜12,000円/人(酒代含)

煙草:禁煙

 

感想:神楽坂にあるイタリアンの名店
Enoteca Vita(エノティカヴィータ)」。

 

ここはイタリア料理とイタリアンワインを
心行く迄堪能して欲しいというコンセプトから
ワインを飲まない方お断りという
一風変わったポリシーの店であります。

 

「3〜4人だと最低2本はワイン頼んでアモーレ!」
と予約時に軽くビンタ的挑発をされる
新日本プロレススタイルなのであります。

 

わくわくしながら入店すると、
壁際にずらっと並んだワインボトル達が
「今日は飲むぞー!」的なテンションの蝋燭に
そっと火をつけくれるのであります。

 

フードメニューは大きく分けると、
コース2種とアラカルト、
生ハム系、チーズ系で構成されるのであります。

 

アラカルトだけでも何をチョイスするかで
軽く小一時間迷えるほど悩ましい
ラインナップなのに加え、
生ハム系、チーズ系だけで
それぞれ見開きでメニューがあるので、
あれも食べたいこれも食べたいと
クルミ大の脳みそが破裂しそうに

悩むのであります。

 

取り合えず今回は4人の訪問で
あれこれ数多くつまみたいって合意に達し、
以下をチョイス。

・イタリア プーリア産 ブラータとシチリア産 アンチョビ カラフルな数種類のトマトと共に
・雲丹をのせた冷たい地ハマグリのバッポーレ 完熟トマトとエストラゴンのケッカソース
・新潟産 甘海老と旬の柑橘のカルパッチョ サルサ ガンベッロ
・ジョルジオ ルッピさんが作った究極のプロシュート ディ パルマ24ヶ月熟成とサラメの盛り合せ
・イタリア マルケ産 ビアンケット トリュフと桜肉、卵黄のカルネクルーダ
・北海道産 大雪さんろく笹豚のバラ肉で巻いたイタリア産 チポロッティ(葉玉葱)のインヴォルティー
イカ墨のパスタ

まずはお決まりのプロセッコで乾杯!

まだ見ぬ注文済の料理達を想像するだけで
ぐいぐい泡ランドばりに泡消費が進むのであります。

 

一番手で登場した先頭バッターはブラータ選手。

 

のっけからミルキーなブラータと
溢れんばかりのミニトマト達のフレッシュな酸味、
アンチョビ塩味のコンビネーションで
あっという間に満塁のピンチなのであります。

特にアンチョビは塩分が丁度いい塩梅で、
今は亡き京橋の「EL CERDO」の極上アンチョビを
彷彿とさせる上質な味わいなのであります。

 

これで更にプロセッコ選手が消耗する
大変危険なペースなのであります。

 

続いて2番手に登場したのが
神々しい雲丹の帽子を
目深に被った地ハマグリのパッポーレ選手。

 

ここは万全な布陣で迎え撃つべく、
早々にピッチャー白ワイン選手に
交代なのであります。

 

派手に登場した姿から予想された通り、
初めて味わう強者共の意外に息の合った
緻密なコンビネーションに
あっという間に追加点を献上するのであります。

 

3番手は甘海老のカルパッチョ選手。
柑橘の甘酸っぱさが甘海老の甘味を
際立たせる巧妙な作戦に
走者一掃の大量得点を許すのであります。

ピンチなのであります。

 

ここから後半戦で肉軍団を迎え撃つという事で、
ピッチャー赤ワイン選手に交代なのであります。

 

まずはジョルジオ ルッピさんという
もはや実在するのか確かめ様の無い
飲食業界で拘りを表現するのに
多用される固有名詞アプローチと思いきや、
食べると「確かにジョルジオや!」
「しかもルッピの方や!」と不思議と
ジョルジオ ルッピの存在が確信出来る
見事な生ハム&サラミのクオリティ
なのであります。

 

ここで赤ワイン選手が凄まじい勢いで
消耗されていくのは
想像に難く無いのであります。

 

と同時にまさにこの日の4番バッター
桜肉とトリュフのタルタル選手が
お目見えなのであります。

 

登場しただけで歓声が上がるのは
やはりトリュフという
スター選手だけが持つ
圧倒的な市場価値のなせる業か・・・。

口に含んだ瞬間に
冬季限定トリュフの香りが
鼻腔まで吹き抜け、
桜肉の卵黄のねっとりした旨味が
味蕾を支配して膝から崩れ落ちる
完全ノックアウト状態なのであります。

 

これはヤバい・・・。
この〜ヒトサラ〜は…まさに…
まさに革命のファンファーレや!!

 

ほぼ抜け殻と化した状態で
更に笹豚の葉玉葱バラ肉巻き選手が
トドメの一撃とばかりに放つ
旨味の濃いジューシーな笹豚の
痛烈なピッチャー返しに
もはや息も絶え絶えなのであります。

 

最後の気力を振り絞って迎え撃つは
炭水化物界の大物
イカ墨パスタ選手なのであります。

 

これはもうヴォーノヴォーノと
馬鹿のひとつ覚えの如く繰り返すしかない
場外ホームラン級のマンマミーアなのであります。

 

最後はキンキンに冷えたリモンチェロで
打たれまくった肩を優しくオーバーホール
するのであります。

要するに一言で感想を言うと、
「大変美味かった。久々の大当たり。リピ確定」。

以上現場から東海林がお伝えしました。

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詳細:Enoteca Vita